バイク技術研究所のショールーム②
YS-33について、パーツ交換で軽量化できないか社長(フレーム設計者)に伺った。
★YS-33は、軽さより走りを重視したモデルである。軽くしようと思えば可能であったが、あえて走りのほうを選択した部分がある。
★タイヤは軽量化の余地がある。ただし、このサイズ(18×1.5HE)はあまり製品が出ていないため、選択肢は限られるだろう。
★ペダルは、軽量の製品に替えることができる。
★シートポストは、汎用品の27.2mmを使っているので、軽量のものに交換できる。
★シートも、汎用品を使えるため、軽いものに交換することができる。
★タイヤサイズの交換は無理。
★ハンドルは、カットすればその分軽くなるが、もともとアルミ製でそれなりに軽いので、シートポスト交換などに比べ、効果はたかがしれている。あまり切りすぎると、電動アシストユニットのスイッチやベル、ライトを付ける場所が無くなってしまう。
★パーツ交換で16.0kgを切るのは可能と思われるが、さすがに15.0kgを下回る事は無理。
2010/10/21 (Thu.) YS-33
バイク技術研究所のショールーム①
YS-33の実車を見るために、第2日曜日の午後、バイク技術研究所のショールームに行ってみた。
あいにく、YS-33ハイブリッドの試乗車はなかったが、見たかったのは折りたたみ機構だし、そもそも試乗したところで他との違いがわかるとも思えなかったので、無問題。
対応してくださったのは、社長。ただし、その時は本人だとわからなかった。
予定している使途が輪行であり、長距離を走るつもりはない事から、社長はYS-11を薦めて来た。
でも、想像通りの小さな車体を見て、普段使いで乗る気にはなれなかった。
YS-33は、電動アシスト機能のないYS-33スポーツの実車があった。
展示車でなく売り物との事で、跨ってみることはできなかったが、折りたたんだ状態を見せてもらった。
折りたたんだままで転がせるか?との質問には、
「できなくはないが、後輪を逆方向に動かすとペダルも動いてしまうので、注意が必要」
との事。
「転がせるかどうか」は、自分に限らず消費者が気にするポイントと思われるが、わざわざサイトに書かないところを見ると、推奨ではないのだろう。
社長は、表面仕上げの素晴らしさやフレーム設計の工夫について熱く語ってくれたが、正直言って自分にはピンと来なかった。素人で申し訳ない。
表面仕上げについては、社長の愛車YS-11が数年経った今もそれほど痛んで見えないことから、耐久性があることは理解できた。
2010/10/19 (Tue.) YS-33
折りたたみ電動アシスト自転車の選択肢
「輪行」とは、主に自転車を公共交通機関へ載せて運ぶ事。
一般に周知されている言葉ではないらしく、辞書にも載っていない。
そして、その「輪行」が可能な電動アシスト自転車といえば、(有)バイク技術研究所の「YS-11」の一択となるようだ。
これは、重量が11.4kgで、担ぐことはもちろん、車輪を転がして運ぶことができる。
以前、パナソニックのオフタイムを所有していた。
専用輪行バッグも一緒に購入したが、結局輪行したのは一度だけ。
持ち歩けない事はないのだが、苦行のようでちっとも楽しくなかった。
新型オフタイムは、以前にも増して重くなっている。
そして、車輪を転がして運ぶようには作られていない。
サンヨーのエネループバイクSPJは、かつて所有していたオフタイムよりわずかに軽いだけ。
この製品も、転がして運ぶ事はできない。
値段や回生充電機能は魅力的だが、バッテリーがニッケル水素電池だし、サンヨーの電動ユニットは、12%以上の坂道だとアシストしてくれなくなってしまうという情報を聞いたので、買う気は起きなかった。
自分の経験から言うと、オフタイムやエネループバイクSPJは、車に載せて使うのでなければ、折りたたみ機構が無駄になってしまいかねない。
「職場から駐車場が遠いが、駐輪場は近い。駐車場から駐輪場まで坂道」
「家族に迎えに来てもらって、自転車ごと載せてもらいたい」
というように、使う場面が想像できる人なら意味があるだろう。
都会にお住まいの方で、「駐輪場がないから」という場合は、オフタイムやエネループバイクSPJは折り畳みがワンタッチでできる訳ではないし、折りたたんだ後も場所をとるので、よく検討したほうがいいだろう。
今回電動アシスト自転車を購入するにあたり、大手メーカー以外でも探したところ、次の機種が候補に残った。
☆有限会社バイク技術研究所 YS-11 11.4kg
☆村山コーポレーション有限会社 MC-1e 15kg
MC-1eのほうは、情報が少なすぎて判断に困った。
電動ユニットはどこの製品を使っているのだろう?
取扱店は多少あるようだが、実物がどこで見られるのかわからない。
YS-11は、小さすぎる。職場に乗って行ったら、同僚にからかわれそうだ。
それに、前かごもリアキャリアもつきそうにない。普段使いには不便そうだ。
そして、バイク技術研究所のYS-33に目が行った。
重量は16.4kgで、決して軽くないが、ひょっとしてこれは転がして運べるのではないか、と考えた。
YS-11が14インチなのに比べ、こちらは18インチなので、走行性能はそこそこあるだろう。中年が普段から乗っていても変には見えない。
でも、転がして運べるとはメーカーサイトに書かれていない。
ここは第2日曜日にショールームを開いているとメーカーサイトに書いてあったので、行ってみることにした。
2010/10/18 (Mon.) 電動アシスト自転車